小脳出血から立ち直る

小脳出血なるものになってしまった。なった人でなければ理解できない色々に立ち向かいます。

14.とってもヒマ

私は就職してからはずっとサラリーマンだったため、長い休暇を経験していません。せいぜいが年末年始休みの8日間が最高です。

 

今回病気ためとはいえ、すっごい長い休みとなります。

 

会社は当然休職です。総務の子が色々手配してくれ、傷病手当の手続きもしてくれましたので生活については少し安心です。リハビリ病院に入院できたのはいいものの、いつ退院できるかのめどが全くたちません。だんだん不安も込み上げて来ます。

 

私のためのチームが病院で作られるそうで、主治医、看護士、作業療法士言語療法士さんなどがチームになり、月に1回カンファレンスが行われるそうです。

入院時に退院の目標を決めます。

症状や家庭環境などで、患者の目標はバラバラだそうです。

私は復職することを希望としていました。なのでそれに向けたリハビリのメニューが組まれます。

人によっては、自宅へ帰って生活ができることなど、一見簡単そうな目標の人もいますが、病院には様々な患者さんがいます。

私は取り敢えず自力で歩けますが、義足の人や半身麻痺の人など様々です。

 

ここの病院は5階建てで、病室は二階から5階です。二階から上の階に行くほど重篤な患者さんが入院しています。ちなみに私は二階への入院でした。

 

ある日リハビリでの院内散歩で、階段を使い三階まで登り病棟を横切ってまた別の階段で1階におりてきたことがあります。

その時感じた3階病棟の雰囲気は、何だか二階とは比べもにならないくらいの負のオーラに満ち溢れていた感じがしました、

 

自分はまだマシな方なんだなと感じてしまいました。

 

リハビリは1日3時間と決められています。

つまりそれ以外の時間はずっとヒマです。

 

ずっと仕事をしていた時は、入院でもいいから長く休みたいとかを考えたこともありましたが、入院は自由が制限されるので、面白くないですね。暇つぶしの方法を色々考えて行くことにします。