小脳出血から立ち直る

小脳出血なるものになってしまった。なった人でなければ理解できない色々に立ち向かいます。

44.退院日

救急車で運び込まれ、小脳出血の手術を行ってもらった当病院を退院の日となりました。

急性期入院は、大体1ヶ月での退院となるそうです。

これは次から次へと救急車で運び込まれる急性期患者さんの治療のためで、私はこの後回復期ということでリハビリ専門病院に入院予定です。

退院の際もまだ1人で歩くことができず、嫁さんの肩を借りての退院でした。

嫁さんの運転で自宅に帰ります。

 

車の後席に乗り込み病院を出発しましたが、座席に座ったままでは気持ちが悪いため、後席に寝転んでの帰宅でした。

こんな状態で家に戻って、生活できるのだろうかという疑問で頭が一杯になるのですが、やはり1ヶ月ぶりに家に帰れるのは嬉しいです。

 

一番嬉しかったのは、飼い犬に会えたことです。犬の方も嬉しさをめいいっぱい尾っぽをブルンブルン振りながら現してくれるにで、掛け値無しに和みました。

リハビリの苦労も、犬に会える日を楽しみに頑張っていたような気がします。

リハビリ専門病院のベッドが空くのが2週間後ということで、それまでは自宅で待機となります。

家の中での移動もしんどいため、歩行の補助に杖を買ってきてもらいました。

杖が有るのと無いのでは、歩行の楽さが全く違います。

家の近所を杖をつきながらうろちょろするのは何となく恥ずかしいのですが、背に腹は変えられません。

杖にもご近所さんの目にも、ゆっくり慣れていこうと思います。