41.久々の病院周りのリハビリ散歩
今日のリハビリは、作業療法士さんと一緒に病院周辺の2キロコースの散歩です。
病院の周りには田んぼが多く、用水路が沢山あります。
散歩コースも用水路のそばを通るコースとなっています。
病院の中などで普通に歩いている時には気になっていなかったのですが、用水路の
そばを歩いていると、何故だか用水路の方に自然と寄って行ってしまいます。危うく落ちそうになりました。
少し離れたところを歩くのは平気なのですが、意識して少し用水路の方に寄って歩いてみようとしても、今度は寄ることができません。
まるで用水路と私が磁石で反発しているかのような感覚です。
一緒に歩いてくれている作業療法士さんにその事を話しましたが、小脳出血の場合にそのような症状の出る患者さんもいるという事です。
もともと真っ直ぐ歩けていないので、そのせいもあるのでしょう。
コースの途中に道を横断するところがあります。
クルマのは殆ど通らないような道ですので安全なのですが、道を横断して車道から歩道に行こうとした際に、車道と歩道の境目にある縁石を跨げませんでした。
縁石を跨げるほど足が上がりません。
これには自分でもビックリでした。
仕方ないので十メートル程先の横断歩道部分の
縁石の無いところから歩道に入りました。
頭で考えた通りに体が動いてくれません。
頭と体の動きのギャップがとても大きく感じます。
そこを理解して行動しないと危ないと、自分に言い聞かせます。
なんとか2キロを歩き、病室に戻りました。
汗びっしょりです。
今は2キロを歩くのが限界みたいです。