小脳出血から立ち直る

小脳出血なるものになってしまった。なった人でなければ理解できない色々に立ち向かいます。

2,目が覚めたら

意識がハッキリしていたのは、救急車で病院に着くところまでです。病院の玄関に何人かの先生と看護士さんが待機していたのを見た記憶はあるのですが、その後は意識がなくなり次に目覚めたのは病院のベッドの上でした。

 

なのでこの間の目が醒めるまでのことは、後で嫁さんや娘に聞いた話となります。

 

すぐさまCTをとられ、その結果小脳に5センチ直径くらいの出血が見られるということで緊急手術になったらしいです。

5センチの出血というのは結構大変なことらしく、3センチ以上であれば開頭手術、それ以下であれば薬で直す事もあるらしいです。

 

私が緊急手術をすることになり、同行していた長女が沢山の書類にサインさせられたと言って、後でブーたれてました。

私は生死の境を彷徨っていたことになります。病院からか娘からかを聞いていませんでしたが、山口県にいる嫁の方に、私の状況についての報告が入り、嫁が新幹線を使って病院に慌ててくることになりました。(病院は大阪です)

 

嫁は来る途中、ずっと葬式の段取りなどを考えていたと言ってました。

 

嫁から大分に住んでいる母親にも連絡が入り、母親も慌てて大阪にきてもらうハメになりました。

すっごい親不幸をしてる気がして後で落ち込みました。

 

手術は無事終わり、集中治療室に移されてからもがいてばたばたしていたそうで、この状態なら安心だみたいな話が執刀医さんからあったそうです。

 

足に白いタイツを穿かされていました。何かの理由で、足を締め付けておく必要があったみたいです。

手術用の?タイツという事らしいですが、白は 目がが覚めた時に恥ずかしかったです。

 

2日間集中治療室で監視され、その後ナースセンターに一番近い病棟へ移されました。

 

この病棟で私は意識を回復しました。