小脳出血から立ち直る

小脳出血なるものになってしまった。なった人でなければ理解できない色々に立ち向かいます。

3.見慣れた顔が

無事、目が覚めました。

 

自分では何故病院のベッドにいるかがわからなかったのですが、嫁さんが経緯などの説明をしてくれました。

 

脳出血(要するに脳梗塞)と聞いたので、体のマヒがとても気になり、思わず両手と両足を動かしてみようと思いましたが、体にいろいろな管や線がつけられてて動かして確認してみるというわけにはいきませんでした。

 

嫁さんからの説明にしっかり耳を傾けることにしました。

 

なんとか嫁の説明は理解できてるみたいでした。

救急車で運ばれた時の様子(これは娘に聞いたみた)や、集中治療室での様子などや手術の内容など、私が眠っている間に大変なことがいろいろと起きていたみたいです。

 

声を出すのがとても怖かったという記憶があります。

嫁との会話で声が出るのかなというのがとても恐怖でしたが、なんとか声は出ました。この部分に後遺症はないみたいです。

 

開頭手術ということで、頭蓋骨を一部切り取って、出血した血を吸い出す大手術だったそうです。

聞けば聞くほど後遺症が気になります。

 

トイレに行けないために尿道に管を通されていてとても気持ちが悪く、会話にも疲れていたみたく、その日はそのまま寝てしまいました。