小脳出血から立ち直る

小脳出血なるものになってしまった。なった人でなければ理解できない色々に立ち向かいます。

35.久しぶりの我が家の夕食

夕ご飯に何が食べたいかを嫁に聞かれました。

 

ちょと考えて、カツ丼にしてもらうことにしました。

 

ずっと朝晩病院食なので、味の濃いものに飢えています。

夕食のカツ丼と味噌汁は、胃に沁みるくらい美味しかったです。

 

病院食の味気なさはしょうがないと思っていますが、やはり物足りません。

間食にチョコレートや飴などを買ってしまうため、糖尿病になってしまうのではと心配していました。

 

ご飯は美味しいと思えることは幸せなんだろうなとしみじみ思いました。味覚は大丈夫みたいです。

同じ病室に胃ろうの手術をおこなっている方がいらっしゃいます。

 

嚥下という症状で口から食べ物を飲み込めない方は、直接胃に食べ物を送れるように胃までの管をつけるそうです。

「もしかしたら何か違うところがあるかもしれませんが、病気には素人なのでその場合は許してください」

 

この方達に比べたら、味わうことが出来ることは幸せです。

 

昔は考えたこともないようなことが、プチ幸せに感じることがあります。

 

良いことなのだろうか、悪いことなのだろうか。